【トルコ・カッパドキア】5日目後編:陶器の街「アヴァノス」散策!11泊12日

~ アヴァノスに到着~Avanos(アヴァノス)のバス停で降ろされて、そこから橋を渡って旧市街へ歩いた。陶器の街ということで橋を渡って旧市街に入った所に(安っぽい)陶器のオブジェ。こんな綺麗な所にどうしてこんなオブジェ作ったのー😢 お勧めの陶器の工房は調べてなかったけど、たくさんのお店や工房があったから適当に入りながら気に入った陶器を探した。 ~ 陶器工房でお土産探し~ ある工房に入ったらおじちゃんが陶器の土について教えてくれて、実際に足でろくろを回して陶器作りを披露してくれた。 「1つ作ってみる?今日ここで乾かして明日持って帰ったらいいよ」と言われたけど、明日はすでに予定があって断った。 サービス精神が凄くあるおじちゃんで、英語が堪能な少年を呼んで色々とこの町の歴史を教えてもらった。正直お店をゆっくり回って陶器を見たかったけど、なかなか面白い話が聞けた。 「陶器作りは代々男性に受け継がれる伝統で、女性に受け継がれるのは絨毯づくり。そしてここには絨毯作りの伝統と文化を守る為の”学校”がこの町にある。もうすぐ閉まるかもしれないけど興味があったら今からでも遅くない!連れて行ってあげる!」という話の展開になって連れていってもらうことにした。 流石に1人だったらちょっと怖いけど、相方がいるし成り行きに任せる旅も面白いと思った。(Schoolって聞いて、興味が湧いたけど実際は工房でした💦) ~ 絨毯工房見学~ お店を出ると既に少年が車の中で待っててくれて、工房まで連れて行ってくれた。こんな親切な人達に会ったのは初めてかもしれない!少年にお礼を言うと、「ここの村の人達にとってこれぐらいは普通だよ」って!帰りのバス停まで教えてくれて本当に親切。 工房に着いた頃には閉店時間が間近でお客さんは私達だけだった。スタッフの人に迎いられがうちらが日本人だと分かると、流暢な日本語で絨毯が出来上がるまでの過程を展示物と説明してくれた。日本語が上手すぎて絨毯作りよりもそっちに気が取られた。本来なら絨毯の作り方のデモンストレーションをする女性がいるみたいだけど、その人は残念ながら帰っちゃったみたい。蚕のさなぎを茹でる機械やさなぎの糸を束ねる展示物等があった。説明が終わると「では最後に絨毯を披露します」って言われて、もしやと思ったら想像通り絨毯がたくさんある部屋に連れていかれて絨毯の営業が始まった。色んなブログでこの絨毯営業について読んで、気を付けようと思っていたのにまさかこの状況に自分達が陥るとは(笑) コーヒーかお茶がいいか聞かれたけど遠慮しときました。長くお邪魔したくないし、何も買わないのに何かいただくなんて申し訳ない。流暢な日本語で「三越だとどのくらいの値段で売られている」「70万円以上のお買い上げだと送料込み」だとか色々説明を受けながらもう1人は私達の目の前で絨毯を広げたり片づけたり。その人の絨毯の扱い方が見事でそれには関心!一通りセールストークが終わると「私の仕事はここまでです。次はあなた達の番です。」の切り替えしには驚いた!なるほどそういう切り替えしのセルフもあるのかと関心。 正直にうちらにはそんな高価な物を買うお金がないと伝えたら、「お金という形じゃなくても愛だとか、私達の作業を他人に伝えるなどの返し方がある」とかいまいちピンとこない返答だったけど、本当にこの人は商売上手だなぁ。出口まで案内してもらった時には「コーヒーやお茶ぐらい出したのに」と言われて苦笑い。買う気がないのにそこまでしてもらったらこっちが申し訳ないです。 ~ お気に入りの陶器探し~ セールストークから逃げられて安堵。結局絨毯の営業だったのかとちょっと残念な思いになった。観光客が購入した場合、お客さんを連れてきた人にはコミッションが払われるという話も聞いたけど、うちらをここに連れて来てくれたのは果たして親切心からだったのだろうか…ちょっと疑ってしまった💦でも実際どうなんだろうね。お金が絡むと色々とややこしいなぁ。 トルコの面白話ができたのはいいけど、肝心の陶器を買ってない!!!アヴァノスからギョレメ村の最終バスは7時だと聞いてたから、猛ダッシュでもと来た道を戻って陶器を買いに行った。お店を見つけたけど電気が付いてなくて恐る恐る入ったら、おじさんが暗闇から出てきて電気をつけてくれた。中に入ったら想像以上に広くて陶器の種類がいっぱい! 私はトルコの国花チューリップとカーネーションをモチーフにしたお皿が気に入って、相方は古代人や馬などをデフォルメした文様の「ヒッタイト柄」のワイン入れが気に入った。丸く中が空洞になっているワイン入れはとってもユニークでそっちにしようか迷ったけど、掃除がしにくいということで普通の形のものにした。 気に入ったものも見つかったから早く会計を済ませようとしたら、「美味しいアップルティーを御馳走してあげる!」と…時間がないと言いながら断れなくていただいちゃいました(笑) 値段交渉にも応じてくれて本当にありがとう、おじちゃん!!ギョレメ村に向かうバス停はいくつかあるんだろうけど、うちらは教えてもらったその1つしか知らなかったから、相方と猛ダッシュ!今日はホントよく走るなぁ。 ~ 予定外の買い物~ ギョレメに着いてホテルへ向かう途中、お兄ちゃんに「キリムは知ってる?」って呼びかけられてお店のものを見せてもらった。全く買う気はなかったけど、お兄ちゃんは「please! please!」と一生懸命お願いしてくる。買い物でこんなにお願いされたの初めて(笑)ちょっとしつこいけど本当に買ってほしいという思いが伝わって憎めない!「どのくらいの値段だったら買ってくれる?」って言われて、「50TLぐらいかなぁ」(ちなみに日本円で1000円ぐらい)って言ったけど、それでも買う気なかったから悩んでたらポーチをおまけで付けてくれた。予想外のおまけでこっちがいいの?って聞きたかったぐらい。ごめんお兄ちゃん、でも本当にありがとう!いいお土産になりました😆 この日は本当に色々あって濃い1日でした。 最新記事