モロッコ旅行記

【モロッコ】7日目:アフリカ最大のモスク『ハッサン2世モスク』!7泊8日

今日はCTMバスでシャウエンからカサブランカへ6時間の移動🚌長いバス移動が嫌で、他の移動手段やルートも考えたけど、シャウエンからカサブランカに向かうならCTMバスへ移動する方法が費用面でも時間面でも1番良かった。シャウエンから7AMに出発するバスだから、朝が早いけどバスが走っている間はほとんど寝てたから、6時間の移動が全く苦にならなかった。このルートは観光客にはとっても人気でバスが満席だったから、事前にチケットをとっといて良かった! カサブランカのバスターミナルに着いたら、メディナの中にあるホステルまで歩いた。1泊しかしないし、口コミもあまり良くなかったけどロケーションが抜群で予約した『Youth Hostel Casablanca International』というホステル。ハッサン2世モスクに近くて、ONCF駅のCasa Portもすぐそこ!でも共用バスルームは汚くて、シャワーを浴びようか迷うぐらい。ベッドがあるだけの部屋は特に問題なかったけど、ブランケットは誰かの髪の毛がついてて洗ってるとは思えない。あまり見ないようにした💦スタッフにもらったタオルは清潔といえない布切れで結局自分の服で体をふいた。もうちょっとお金をだして綺麗な所に泊まった方が良かったかも…。 カサブランカの観光スポットといったら、やっぱり『ハッサン2世モスク』と『Rick’s Cafe』! ハッサン2世モスクはアフリカ最大のモスクであり、世界で10番目に大きなモスクです。 wikipedia Rick’s Cafeは映画「カサブランカ」のカフェをイメージして作られたレストラン。ハッサン2世モスクに行く途中にRick’s Cafeがあったから、前で写真を撮っただけ(笑) メディナの中を歩いたけど、ゴミゴミしてて住宅地を見てここの住民が裕福そうじゃないことが想像できる。広場もあったけど、汚くてのんびり過ごしたいとは思えなかった。 歩くとどんどんモスクが見えてきて、どれだけ大きいのが分かってくる! モスクは海の真横に建てられていて、霧?がかかってた。それも神秘的✨ ハッサン2世モスクは今でもモスクとして使われているけど、観光客でも内装を見学できる!見学時間は決まっているから興味があったら正式サイトを確認してね!見学時間まで待って、やっと扉が開いて列に並ぶと皆チケットを既に買ったのかレシートを見せてた。聞くと、チケットは広場にある博物館で購入しなくちゃいけないらしい。急いでチケットを買って、ゴルフカートに乗せられてモスクへ。着いた時には各言語のツアーが既に始まっていて、英語のガイドがいるグループを見つける為に走り回った💦入場料が130DH (1450円)と結構な値段で正直入るかどうか迷っていた相方も写真を撮ることに熱中!それぐらいハッサン2世モスクの内装は迫力があった!毎日200人もの清掃スタッフが入っているから清潔で、建築デザインもすごいけど、潮風にも丈夫な素材が使われているから建築に膨大なお金にかかったらしい。サイズや豪華さのスケールも断然他のモスクとはくらべものにならなくて、納得。 ツアーは20分ぐらいだったろうか…本当にあっという間だった。しかもツアーが終わったらモスクから出なくては行けなくてもっとじっくり時間をかけられなかったのが残念。高い入場料を払ったからてっきりツアー代も込みかと思ったら、そうじゃないらしくツアーガイドにチップをあげなくちゃいけなかった。それもどうかと思いますが…。でも、カサブランカに来たなら是非中に入ってほしい! モスクを出て、海沿いを歩きながら『マリナ・ショッピング・センター』へ。中はとっても綺麗で広くてモロッコとは思えない!『Marjane』という大きいスーパーが入ってたから、そこでお土産を購入! 夜ご飯はホステルへ帰る途中で見つけた小さなお店で食べた。メニューはなかったから看板の絵に指さしたら伝わった。皆はここのヤギ(たぶん)の脳みそを挟んだサンドイッチを買ってた!モロッコ人はヤギの脳みそを食べるとは聞いてて、ちょっと試してみたかったけど相方は食べたくなくて、1人で完食できるか不安だったから断念。勇気がある人は試してみて!1人4本の鶏肉のスキュアーに10DHのフレンチフライで、合計80DH。意外と高い!でも都市の道端のお店だったらまぁ、こんなものなのかな? 明日はついに帰国する日😢本当にあっという間だった。ホステルのシャワーが汚くて浴びようか迷ったけど、フライト時間が長いから嫌々シャワーを浴びた。1泊だけだったからなんとかなったけど、2泊だったら耐えられなかった💦

【モロッコ】6日目:シェフ・シャウエンから45分のハイキングコース『Akchour』!7泊8日

「青の町」のシェフ・シャウエンには雑誌やインスタで有名なスポットがいくつかある!昼間には団体ツアーが写真を撮ろうと順番待ちになる。混雑を避けたかったら、人が少なくてお店の開店時間前の9AMがゴールデンタイム!っということで、写真を撮るために早起きした。私と相方の他に早朝に歩き回っている人がいて、どのカップルも日本人だった(笑)っというか、日本人以外同じことをしている人はいなかった!! 月曜日と木曜日にはリフ山から農民が降りてきて、フルーツ、野菜や手芸品が売られる青空市場がひらかれる。今日は運よく月曜日で午前中に行われるみたいだから、写真を撮り終わった後、青空市場が行われる『Maghreb arabe通り』に向った。到着したのは10時ほどだったけど、丁度準備中っぽかった💦私と相方は待たず旧市街へ戻ったけど、興味がある人は11時ぐらいに行った方がいいかも! ホテルに戻って朝ご飯を食べたら、ハイキングで有名な『Akchour』(アクル)へ!アクルには2つのハイキングコースがあって、片道1時間の『The God’s bridge』コースと片道2時間の『滝』コースがある。折角だから私と相方は滝へ行くことにした。Akchourはシャウエンから車で45分ほど離れた所にあってグランタクシーで行かなくちゃいけない。 Bab Souk門から7分ほど歩いた所にあるグランタクシー乗り場へ歩いて行くと、遠くからでもたくさんのタクシーが停まっているからすぐ分かると思う。そこでお客さんの行先を聞きまわってる人がいたからその人に「Akchourに行きたい」と伝えるとOK!貸切で行きたかったら150DHかかり、安く行きたいなら6人集まるまで待って1人25DH払う方法がある。私達が乗り場に到着した午前11時には既に私達を含めて4人は集まったので、後2人待つことにした。15分ほどで若い外国人のカップルが現れて、6人で4人乗りのタクシーにつめて乗った。助手席に2人、後ろに4人。狭いったらありゃしない!! 皆滝に行く予定だったから、結局前の人の後ろを追いながらハイキングする形になった。先を歩くモロッコ人が道のりを知っていると思って、その人についていってたら途中で皆で迷った(笑)少し道が分かりにくい所が1ヶ所あったけど、基本一本道だか分かりやすい!ハイキングの途中で猿に遭遇! 水は透明に透き通っていて、しかも山は日本のものと全く違う!凄く綺麗な所。やっと滝に到着したけど、思ったより水量が少なかった(笑)水が冷たかったから今回泳がなかったけど、泳げたら更に楽しいハイキングになると思う!泳ぎたい人は水着を持参しよう! 帰りは1時間半ほどでタクシー乗り場に到着。グランタクシー乗り場に到着した時には私と相方の2人のみらしくて、150DH払いたくなくて後4人集まるまで待った。そしたらAkchourに来る時に乗り合わせた4人がちょうど後ろから歩いてきてたから、また同じメンバーでタクシーに乗ることに!しかも今回乗るグランタクシーは大きくて6人乗っても余裕!ラッキー✨ シェフ・シャウエンに戻ったらまたお土産探し!モロッコ絨毯が欲しかったけど、サイズや質によって値段が違って、相場も分からないことに高値で売ろうとする事がほとんどらしいから、欲しくても簡単に手が出せなかった。既に外人の観光客が入っているカーペット屋さんがあって、相方に「入って見なよ」って背中を押されて色々カーペットを見ることにした。 どんな絨毯がほしいのか自分でも分からなかったから最初はどこから手を付けていいか分からなったけど、まず欲しいサイズを伝えた。そこから色んな種類の絨毯を見せてくれて、その中から好きな絨毯の種類を見つける。絨毯の種類が分かったら、柄違いのをいくつか出してもらって、そこから好きじゃないものを戻す。好きなのが見つかったら値段交渉。私は玄関マットぐらいの大きさで3つの手法が使われた手の込んだ絨毯が気に入った。最初850DH(9613円)って言われたけど、640DH(7238円)で購入した。結構すんなり値段が下がったから、もっと安く買えたんだと思う。でも、気に入った絨毯が見つかったから嬉しい!!とっても小さく丸めてもらったから余裕でバッグに入った。 夜ご飯は安くて美味しいという『Asaada』へ。こじんまりしたレストランで、品の種類は少なかったけど、モロッコサラダ、レモンとチキンのタジン、イワシのタジンを食べて85DH!安くてびっくり!モロッコサラダとイワシのタジンは少し塩がききすぎてるように感じたけど、それでも美味しかった。レモンとチキンのタジンは美味しかった!レモンとチキンの組み合わせって最初は疑ったけど、この組み合わせに目覚めた!美味しい。モロッコに来たなら、是非この組み合わせ料理を食べて欲しい。 寂しいことにモロッコの旅も終わりに近づいてきて、明日シャウエンからカサブランカに戻る。正直、シャウエンは観光化されていて写真を撮る他やることが無いと思ってたから、あまり期待してなかったけど想像以上に良かった!

【モロッコ】5日目:『青い真珠』、『青い街』のシェフ・シャウエン散策!7泊8日

今日はThe Blue Pearl「青い真珠」と呼ばれているシェフ・シャウエンへ! 朝ご飯を食べたら、CTMバスに乗って1時間でシャウエンに到着!道がクネクネしてて、真っすぐな道はなかったような。到着したら、受付カウンターで次の移動用のバスをチケットを購入。 シャウエンのバスステーションに着いたら、タクシーが待ってたけどここから旧市街は徒歩20分だったから私と相方は歩いた。坂の急斜面で大変💦って色んな人が言ってたけど、その通りだった!結構辛かった。大きなスーツケースを持ってる人は絶対にタクシーに乗った方がいい。 シャウエンの1番に賑やかなウタ・エル・ハマム広場(ハマム広場)の近くにある宿へあ歩いてたら、男の子が「何処から来たの?」、「名前はなんていうの?」と色々質問してくる。可愛らしい男の子ではあるけど、子供でも油断したらチップをねだられるから素っ気ない態度をとってしまった😢1度、子供が進んで道案内をしてくれたことがあったけど、最終的にはチップをねだられた。しっかりしてるっていうか、何というか。 今回の宿、『Hotel Al Kasbah』は共有バスルームの部屋に朝食付。ハマム広場は目の前にあって立地的には最高だけど、宿の建物の1階はレストランで2階に部屋がいくつかあって、真ん中が吹き抜けになっているからバスルームへ行こうと部屋から出たら食べてる人に丸見え。だからか、レストランは人気ないみたい(笑)バスルームは2つあって、部屋の数にしては2つは少ないように感じたけど誰かとシャワー時間がかぶることがなかった。でもシャワーは東南アジアのようなトイレとシャワーの間に仕切りがなくて、シャワーを浴びるとびしょ濡れになるタイプ。水圧もそこまで強くはないけど、シャワーを浴びるには充分。ただ運が悪いとお湯があまり出ない日があって、相方は震えながら部屋に返ってきた。 荷物を置いたら、早速「青い街」といわれてるメディナを探検!宿から1歩出たらお土産屋さんがたくさん並んでて、お土産天国✨観光化されている場所って正直あまり好きじゃないけど、お土産が買いたくてウズウズしてたからテンション上がる!!可愛いものがたくさんあるし、青の壁も綺麗。テトゥアンでは安くお土産が買えるらしいけど、観光客が探しているような可愛らしいお土産は正直見当たらなかった。 『 ハウタ広場 』(Place El Haouta)という小さな広場も観光スポット!特にこれと言って特別なものはないけど、のんびりベンチって休憩。 適当に旧市街を歩いた後、シェフ・シャウエンの街を一望できる『ブザーフェール・モスク』(スペインモスク)を目指した。 スペインモスクに行くにはまず、北の旧市街のオンサー門(Bab El Onsar)を出たら見える階段を登って、そこから15分ほど歩いたらスペインモスクへ到着する!太陽が沈むところを見るのが人気らしいけど、出来るだけ夜道を歩きたくなかったから私達は明るい時に行った。でも観光客には夕方の時間帯が人気だから、結構安全かも! 夜ご飯は安くて人気のある『Bab Ssour』へ行った。後になって知ったけど、ここは本当に人気で、シャウエンのことをよく知る外人もここをとってもおすすめしてた。「ハマム広場付近のレストランは行かない方がいい」とも言ってた。レストランへ入るなら、ハマム広場から離れた場所がいいのだとか。Google Mapを元にレストランへ行ったら、移転したみたいでそこで誘導してくれる男の人が待ってた。そこから10分ほどの所に移転してて、新しい所には目立つ看板がなくてすごく分かりにくい建物の中にあった。これは自力で見つけるのは絶対に無理! タンジーヤ(牛の煮込み料理)、Bissara(そら豆のスープ)、ラムタジンを頼んだ。ラムタジンは大好きで何処に行っても頼んでるような気がする(笑)ただ、正直ここのラムタジンはまぁーまぁーだったかなぁ…でも、タンジーヤは美味しかった!Bissaraはクリーミーでこってりしててお腹にたまるスープ。そこまで味がしなかった。全体的に料理は美味しくて全部で120DH(1342円)!安くて美味しかったけど、ウェイター達の話声は大きいし、うちらのテーブルの若い青年のウェイターはポーランド人の女子グループに話しかけるのに夢中でうちらは放置。サービスが悪くてちょっと残念。 ハマム広場に戻った時には凄く暗くて、モロッコ音楽を披露するパフォーマンスが行われてた。すごく賑やかで、部屋からも音楽が聞こえた♪

【モロッコ】4日目:『お土産が安い』テトゥアンでショッピング!7泊8日

明日、シェフシャウエンへ移動するから今日はお土産を買いあさる!テトゥアンは外人の観光客が少なく、モロッコ人の観光客が多いからお土産品は安く買えるらしく凄く楽しみ! 朝ご飯を食べ終え、リヤドを出ようとしたらリヤドの持ち主(?)のおじいちゃんが何か一生懸命伝えようとしていたから、Google Translationの力を借りて会話した。(本当にテクノロジーって凄いなぁ。)「綺麗な博物館へ行かないか?」と言われたから、せっかくだからおじいちゃんに案内してもらうことに。 そして到着したのは、『Del El Oddi』博物館。入ったら25DHと書いた紙があったから2人分はらったけど、入場料で25DH(282円)って高い…しかも個人経営で25DHって…。この博物館はもとはお金持ちのリヤドだったらしく、一時期はボロボロだったものを元の姿に戻そうと再建築され、今はテトゥアンの歴史に関連する絵を展示する博物館。リヤドは確かに綺麗に再建築されてて、タイルや天井等立派ではあるけど、これまで立派なリヤドに泊まったから、それほど特別というほどでもない。 2階建てのリヤドの各階にはテトゥアンの地図だったり、昔のアーティストがテトゥアンの風景を書いた絵だったり、テトゥアン関連の絵が展示されてた。綺麗にディスプレイされていたけど、本物の絵じゃないし、どこかにあったテトゥアンの絵を綺麗に印刷して展示したようなものだからあまり価値あるものとは思えなかった。唯一興味深かったのがモロッコの切手コレクション!モロッコの日常風景が切手になってて、それはなかなか面白かった。本当は写真を撮りたかったけど、撮影禁止だった😢ただ、25DHの価値があったかと聞かれたら、「ない」と答えちゃう💦 外見では博物館だと全く気付かないここに、私達の後に外人のカップルが入ってきたから、たぶんうちらみたいに誰かの紹介できたんだと思う。テトゥアンの人達はここを人気の観光スポットにしたいようだけど、んーこれじゃあ観光スポットにはならないような…。相方はずっと「おじいちゃんに騙された。」と悔しそうだった(笑) ササッと博物見学を終わらせた後、宿泊しているリヤドに戻ったらまたおじいちゃんに声をかけられた。次は「良かったらメディナを案内しくれる人を紹介するよ」とのこと…うちらの警戒心を感じ取ったおじいちゃんは「無料だよ」と言ってたけど、断った。2回目のモロッコ旅行の経験から、①ガイドにチップを要求される、それか②連れていかれたお土産屋さんで購入したらガイドにコミッションがはいる、のどちらか。どこの国もそうだけどモロッコには「無料」というものは絶対にない。2回ほど断ってやっとおじいちゃんは諦めた様子。おじいちゃん、商売上手だなぁ…💦 皮バッグが欲しくて、タンネリの方向へ歩いていたら歩調を合わせてくるおじさんから「どこから来たの?」、「モロッコへようこそ」に続き、「うちのお店を紹介するよ!」と…。断っているのに「見るだけでもいいから」ってしつこく言われて、断るのも面倒になってお店に行った。ササッとお土産を見た後、そこを出た。テトゥアンって外人の観光客が少ないからこういう面倒なことってないと思ってたけど、観光客が少ないからこそ見つかったら声をかけられる。想像以上にめんどくさいよ。ほっといてくれー!!! やっと誰にも邪魔されずタンネリに着いて、タンネリに入る入口の上のお店にが入った。そこはお店じゃなくて革製品を作る小さな工場(作業場)で、4人の男性が作業している真っ最中だった。1人英語が流暢で物腰の柔らかい青年がいて、作業の説明だったり使っている機具を説明してくれた。完成されたものはラバトで売られていて、売っている物は作業場に並んでいるいくつかのバッグや財布のみらしい。購入するならここで買うことをおすすめする!この後、いくつか革製品を扱うお店に入ったけど、保存状態が悪くて傷が入ってたり。この工場の製品の方が状態がいいように感じたし、「欲しいものがあったら作るよ」とまで言ってくれた。オーダーメイドできるってことだから、自分の欲しいものが手に入る!値段の方は分からないけどね。結局たくさんのお店の皮バックをみたけど、気に入ったものが見つからなくて断念。 食器がほしくて歩き回ったけど、お土産屋さんで目にするような綺麗な模様の食器はなかった。やっと見つけた食器屋さんは模様がはいっていない茶色いシンプルな食器で、日常で使う用らしい。モロッコ人の日常生活ではあの綺麗な食器を使うことはないと解釈。バスケット屋さんが集まるエリアもあったけど、やっぱり色合いとかデザインがシンプルすぎて、欲しいものがなかった。ここは日常的に使う物を買う場所なんだなぁ…うちらみたいな観光客が求めているようなモロッコっぽいものがなくて少し物足りない。っということで本当に残念だけどテトゥアンでは何も買わなかった。 メディナをブラブラしてたら、こんなサモサ的なものを発見!3DH(34円)で買ってみた。中には何が入っているのかちょっと分からなかったけど、スパイスがそこまできいてなくて味が薄かった。すっごく美味しいとも言えなくて、でも不味くもない。お店によって若干味が違ってくると思うから、違うお店のを食べたら美味しかったかも。 お土産探しに疲れた私達は、モロッコ初のカフェに行ってみた!評判のよい『Dallas Bakery』へ行ったら、たくさんの種類のケーキやお菓子がズラッと並んでて、選ぶの迷う。そしたら、感じのいいお姉さんが声をかけてくれて、ケーキの種類を教えてくれた。見るからに甘くないものもあって、それは何かと聞いたら朝ご飯に食べるお総菜パン!どのホテルの朝ご飯にはチャパティ(のようなもの)やホブスが出てきたからお総菜パンがモロッコにあるとは思わなかった!新発見!!!試しにレモンとチキン、チーズ、ツナの3つのお惣菜パンを買って、店内で食べるアーモンドタルト、プリンとアボカド&オレンジジュースを購入。お惣菜パン3つ、デザート2つ、そしてミックスジュース1つで合計29DH(326円)。めっちゃ安い!お惣菜パンが1つ2DH(22円)、デザートは4DH(45円)、そしてジュースが15DH(169円)。ジュースが一番高いなんて意外!タジンやクスクス、またはホテルの朝食に飽きたならカフェに行ってお総菜パンを食べて欲しい!どれも美味しかった!!私はチキンとレモンが入ったものが1番美味しかった。 プリンはちょっと硬めで日本のカスタードプリンの方が美味しいと思った。味は一緒だけど、触感は日本の方が美味しい。アーモンドタルトのタルトはかたくて、タルトのサクッとした触感はなかったけど、アーモンドプードルをふんだんに使われている。ただ、やっぱり中身もかたくて、お腹にたまるから全部食べれなかった。こういう繊細なデザートは日本の方が美味しいかな? カフェでゆっくり過ごした後、テトゥアンの街並みが見える『Feddan Park Tetouan』広場へまた行って、日向ぼっこしながら人間観察。2月だけど日向にいるとポカポカしてて気持ちがいい! 夜ご飯は『Restaurant BACHTOR』という所で食べた。評判など調べず入ったけど、普通に美味しかった!モロッコの伝統料理を扱うレストランっていうよりかは、ハンバーガーとかサンドウィッチを売るお店。それでもタジンがメニューに入ってたから、エビのタジンと隣のカップルが美味しそうに食べていたチキンを頼んだ。全部で70DH(789円)で美味しかった!チキンにはご飯とフライドポテトが付いてきた。モロッコでフライドポテトが出た時は最初驚いたけど、モロッコでもポテトフライは普通に食べられてるみたい。小さなお店に入ってもサイドディッシュとしてよく一緒に出てくる。 明日はシェフ・シャウエンへ移動!テトゥアンは丸2日あれば充分かな?!

【モロッコ】3日目:『白い鳩』と異名をもつ世界遺産のテトゥアンへ!7泊8日

今日はタンジェからテトゥアンへ移動! ホテルから距離があるCTMバスターミナルまでは3.5DH(40円)と安く移動できる市内バスを利用!タクシーだと15分ほどで行けるらしいが、値段交渉が面倒くさいし、45分ほどかかるけど市内バスの方が安いから市内バスに決定! Google Mapによると18番の市内バスがCTMバスステーション近くに停車するらしい。旧市街から10分ほど離れたバス停まで歩いて、ちょうど反対側の歩道にバス停ば見えたと思ったら、バスがきた!間に合うよう走って道路を渡ろうとしたら「この後に15分後にもう1つバスがくるから大丈夫」と余裕の相方。相方はGoogle Mapをすごく信用しているらしい…💦 15分たっても18番はなかなか来ない…Google Mapは行き方を調べるには問題ないかもしれないけど、途上国は時間には結構ルーズだから、Google Mapで表示してある時間はあまり信用しちゃいけない。10分ぐらい時間にずれがある。そろそろプチタクシーで行かなくちゃCTMのバスに間に合わないと思った時に丁度18番のバスがきた!はぁー…本当に良かった。心臓に悪い。市内バスは停車回数は多いけど、結構スイスイ行けてCTMバスの時間に間に合った。 嬉しいことにタンジェからテトゥアンへはバスでたったの1時間。移動時間が短い旅って最高💛昨日の夜、何故か寝付けなくてバスに乗ったらすぐ爆睡。起きたら丁度テトゥアンに到着してた!到着しても目的地を表示する画面はないし、運転手が知らせてくれないから自分で降りる場所を把握しなくちゃいけない。今思えば、テトゥアンで丁度目が覚めて良かった!起きなかったら絶対に寝過ごして次の市へ行ってた。 テトゥアンは世界遺産なのに観光客には人気がない観光地で、テトゥアンで降りたのは私と相方のみ。それもちょっと心細かったけど、観光客が少ない街ってそれだけでワクワクする!ここはモロッコ人の観光客が来るところらしく、お客さんは観光客じゃなくてモロッコ人が相手だからお土産が安く買えるらしい!しかも、調べたらテトゥアンって結構見る所が多くて私がこの旅行で1番期待している街。 CTMバスステーションは旧市街から近かったから、旧市街の真ん中にある今回宿泊するリヤドまで徒歩20分で到着。大きな荷物がある人はタクシーで移動してもいいと思うけど、バスステーションからメディナまで距離があまりなく、メディナの入口からはタクシーは入れないからタクシーを使ってもあまり意味ないと思う。迷路のメディナだったけど、GPSを頼りなんとかリヤドに到着!ホテルの人が「目印のスポットで待ち合わせてリヤドまで連れて行ってあげる」と言ってくれたけど、自分達で見つけてみると断った。自分達で特に迷わず見つけたけど、結構すんなり見つけられて自分でも驚いた!うちらはモロッコのメディナに慣れ始めたのかな(笑) 今回の宿泊するリヤドは『Riad La perla』。【Booking.com】で安くて、評価も良かったから選んだ。だけど写真に写るカーテンの素材や柄はどれも年代物って感じで、あまり期待してなかったけど、部屋へ入ると広いし綺麗で、古臭さが全くという程感じられなかった。もっと良い写真を撮れなかったのかなぁ…すっごく損している!しかも到着して、迎えてくれた女性の人がミントティーとパウンドケーキ(みたいなお菓子)を出してくれた!英語が伝わらず、片言でコミュニケーションができた。朝食付きで、食べたことのない種類のパンが出たけどパサパサしてて正直あまり美味しくなかった。だけど、メディナの中にあってメディナ初心者でも分かりやすい場所にあるからとってもお勧め! 荷物を置いて、少し休憩したら早速テトゥアンを散策。 テトゥアンは20世紀前半はスペイン領だったこともあって、モロッコとスペインの文化が入り混じった所。アンダルシア地方からイスラム教の人達が逃げてきた為、スペインの文化は今も深く根付いていて、ここの人はアラビア語、フランス語とスペイン語も喋れる。アンダルシア地方の影響を受けた建築物が今ものこってて、他のモロッコの都市と全く違う! メディナを出たら、モロッコの王様が来た時に滞在する『 宮殿 』。 『モアメ・サンク通り』を歩きながらアンダルシア地方の影響を受けた建築物を見物。 その後、白い綺麗なテトゥアンの街並みが見れる『Feddan Park Tetouan』へ。ここへ来たらどうしてテトゥアンが「白い鳩」の異名を持つか納得できる。とにかく白くてずっと眺めていたい景色。 坂を登って北にあるカスバへ。現在は立ち入り禁止になってて、見る所何らかの施設になるみたい。 そこから住宅街へ入って坂を下って、『イスラム教とユダヤ教の人達が眠るお墓』へ。お墓を通っていたら、なんとヤギの団体を発見!近くには飼い主らしいおじさんがいるからお墓はヤギのお散歩コース?!になっているらしい(笑) お墓からまたメディナへ向かって、メディナの門の1つである『Bab Mkabar』を目指した。そこにはタンネリ(皮なめし)がある!タンネリといえばフェズが有名だけど、ここでも作業が行われているらしい。規模は小さくて作業の様子は見れなかった。 タンネリをみてたら、オッちゃんが近付いてきて、「どこから来たの?」って聞かれてそこから会話が始まった。最後に絶対何かあるから躊躇しながら返事するけど、あっちはお構いなしにタンネリーの作業について教えてくれる。色々と教えてくれるならいっかって思ってたら最後はお決まりの「家族でやっているお店があるから見て行ってよ」とそこへ連れていかれた。絨毯や革製品等がある3階建ての大きなお店で、テラスからの眺めも勧められて見ることに。すっごく綺麗って訳じゃないけど、折角だからセルフィーを撮った(笑)ドネーションはfreeとか言ってたけど、それは無視してお土産を少し見て回った後、お礼を行ってお店を出た。 テトゥアンは観光化してなくて、モロッコの王様も静かなテトゥアンが好きで夏の間3ヵ月ほど過ごすらしい。だからこそ、こういった面倒くさいことはないんだと思ってたけど、やっぱり何処へいってもこういう場面には出くわすんだなぁ…😢 メディナでスパイスを売っているおじさんから、パプリカ、クミン、チリ、ナツメグを購入。今では昔見ることのない天秤と重りを使いながら、量り売りでスパイスを購入。ストップと言わなければどんどん入れてくれるおじさん(笑) 各スパイスたくさん袋いっぱいに買って、合計25DH(284円)。安い!!! 美味しそう、甘そうなデザートがたくさん!すっごく甘そうで私と相方はシュークリームとホームパイ(みたいなもの)を購入。値段が分からなくて10DH(113円)だしたら、お釣りが返ってきてお釣りを数えてたら2つで2.5DH(28円)。安すぎ!! モロッコ人は箱買いしてた(笑) 夜ご飯は安くて美味しいと評判の『Restaurant La Union』。ハリラ、スープ(メニューにはスープと記載。トマトスープっぽかった。)、ラムのクスクス、プルーンとアーモンドが入ったラムタジンを頼んだ!クスクスにはレーズンが入ってて、ラムタジンにはプルーンが入ってたから、今回は少し甘い一品。私は基本的に甘いものが混ざってるメインディッシュって好きじゃないけど、これはなかなか美味しかった。スープも体が温まって美味しい。パンばかり食べてるから、水分が多いスープを飲むと落ち着く。お勘定は100DH(1200円)いかなくてビックリ!驚いて顔を見合わせた私達のリアクションをみてウェイターの人が心配になって「何か問題でもありましたか?」って聞かれちゃった💦レストランで食べて100DHいかなかったのはここが初めて。モロッコ料理が安く食べれてここはおすすめ! 明日はお土産探し💛ここで全てのお土産を買う予定。

【モロッコ】2日目:市内バスで『ヘラクレスの洞窟』と『スパーテル岬』へ!7泊8日

タンジェの観光スポットは少なく、昨日の旧市街の散策で充分だと感じたから、今日はCTMバスターミナルで明日のテトゥアン行きのバスチケットを購入することに。当日買ってもいいんだけど、売り切れることが心配で今日購入することにした。ただ、CTMバスターミナルはタンジェの旧市街から離れてるから少し面倒💦オンラインで購入できると読んで、何回も試してみたけどクレジットカードの支払いが上手くいかなくて断念。CTMの携帯アプリで成功したという記事を読んで、それも試してみたけど結局上手くいかなかった…😢 CTMバスターミナルはONCF駅(Tanger Ville)よりも離れてて、タクシーで20分、徒歩だと1時間ほど。(タンジェからテトゥアンへ行くのはCTMのみ)今日の予定はヘラクレスの洞窟に行くだけだから相方と徒歩で行くことに! 出発する前にホテルで朝食!2階のバルコニーからPetite Soccoを眺めながら朝食を食べられるなんてちょっと贅沢✨叔父さん達がパンを買ってたり、お茶を飲んでたり。しかも、ここのホテルの朝食はボリュームがあって美味しい! 3種類のパン(チャパティらしきもの、クロワッサン、ホブス)、マーマレード、ヤギのチーズ、バター、ゆで卵、ヨーグルト、オレンジジュース、小さなボトルの水。そしてミントティーかコーヒーのどちらか選べる。この量で宿泊料に含まれているなんて、凄いお得感! 食べ終わった後、早速CTMバスターミナルへ1時間ほどかけて行った。 歩いている途中、小さなスーパーを見つけたからそこで水の値段を把握して、水を購入。モロッコ旅行を考えている人は、参考までにどうぞ!(ブランドで若干値段が違う) 1L、5.2DH1.5L 4.7~5DH2L 5.9DH3L 7.5DH5L 9.5~10.5DH バスターミナルでチケットを買った後、そこから市内バスを使って離れたヘラクレスの洞窟へ移動。嬉しいことにGoogle Mapで行き方を検索できる!ただGoogle Mapを頼りにバス停を探すんだけどなかなか見つからず、ガソリンスタンドにいた叔父さんに聞いてみた。英語が離せない叔父さんにGoogle Mapを見せたら、なんとか伝わったけど、叔父さんもバス停の場所が分からず誰かの名前を叫び始めた。ちがうおじさんが現れて、あのラウンドアバウトにあるよって指さして教えてくれた。ラウンドアバウトに行ったら、おじさんの言った通りバスが見つかって、バスもタイミングよくきた!叔父さん(人”▽`)ありがとう☆Google Mapは頼りになるけど、細かいところまで把握してない部分もあるみたい。 市内バスは一律料金3.5DH(40円)で激安!でも乗り換えが1回必要だから、1人7DH(80円)で1時間ほどかけてヘラクレスの洞窟へ行ける。タクシーだと100DH(1200円)かかるけど、30分ほどで着く。バスに乗車したら運転手にお金を渡してレシートをもらう。バスは綺麗で広くて快適!ただ、道のりは坂ばっかりで、お尻がずるずると下がる(笑) Google Mapで言われた通りの駅で下車して、次に乗る2A番のバスを待ってたんだけどなかなか来なくって、ようやく来たバスが2番だった。2番のバスでも行けるんじゃないかと軽い気持ちで思ってたら、ヘラクレス洞窟からどんどん遠ざかってくー😢やっぱり2Aのバスじゃなくちゃいけないらしい。バスを降りて、さっきの場所に戻って次はちゃんと2Aのバスに乗った。2A番のバスは頻繁に走らないみたいだけど、これに絶対に乗るように! Google Mapの指示通りのバス停を降りて、そこから徒歩15分かけてヘラクレスの洞窟へ。歩いている途中で警備員がちらほらいる。ここら辺の壁は高くてちょっと高級住宅っぽいけど、実際そうなのかは今でもはっきり分からず。 やっと『ヘラクレスの洞窟』に到着!入場料は無料で、私達が行ったのは平日の正午だったから観光客が少なくて邪魔されずゆっくり写真が撮れた!ギリシア神話によると、ここはヘラクレスが12の功業を成し遂げた後に休息した洞窟らしい。洞窟の中は大西洋の波が打ち寄せ自然の侵食によって不思議な形になってる部分もあれば、人によって洞窟が拡大された部分もある。人によって掘られた側面は横の線が入った模様が残ってるから違いが一目瞭然。そして、ヘラクレスの洞窟で有名なのが、アフリカ大陸をひっくり返したように見えるこの穴。この暗い洞窟から穴を通して見える夕日が綺麗で有名みたいだけど、夕方まで時間がありすぎて見ることができなかった。正直ヘラクレスの洞窟は遠いものの、洞窟は小さかったから30分ほどで見学は終了! 折角ここまできたから『スパーテル岬』へ歩いた。海沿いをずっと続く道を歩いて、海を眺めながら歩くモロッコは少し不思議な感じがした。迷路のようなメディナとサハラ砂漠の印象が強すぎて、モロッコにもこんな景色があるんだなぁって不思議な気分。途中野良犬が後を付いてきて、しばらく一緒に歩いた(笑) スパーテル岬への道のりには『Achakkar Beach』というビーチがあって、砂浜でラクダに乗ってる観光客が見えたり、海水浴を楽しんでる人がいたり、家族でピクニックをしている家族がいたり、この辺はのどかな場所だった。 この保護区の見どころは渓谷の景色、太平洋と地中海が接触する場所、そして灯台(中には入れないけど)。ヘラクレスの洞窟よりこの辺りの方が私は好きだった。灯台には興味がなかったから太平洋と地中海のサインの前でタクシーを捕まえて100DH(約1372円)で旧市街に戻った。最初150DHと値段を吹っ掛けられたけど、ここからの相場は100DHです!この保護区から坂を下って旧市街へ走るんだけど、坂の上からちらほら見えるタンジェの景色は綺麗だった。途中で止めてもらって写真を撮ればよかったぁー。 旧市街に戻ったら、夫婦が営むレストラン『Restaurant Ch’hiwat L’couple』で夜ご飯。安くて評判が良かったから、ここに決定!前菜はザアルークというナスとピーマンのペースト。パンにつけて食べるもので美味しかった。ケフタタジンのトマトソースの味が少し濃い目だったけど、味付けは本当に美味しかった!相方は野菜とフライドポテトが付いてくるチキン。んーこれはいたって普通?!なんとここは珍しくレストランにWifiがあって、パスワードを教えてくれた。とっても満足! お腹いっぱいになったのでベッドに潜って今日の1日は終わり💤

【モロッコ】1日目:カサブランカ空港からタンジェへ!7泊8日

長いフライトを終え、モロッコに到着!本当はスペインへ飛んでそこから船でモロッコに渡りたかったけど、フライトのスケジュールが合わず、カサブランカへ。既にモロッコには1回来ったけど、シェフシャウエンとか北の方ヘ行けなかったから、今回は北モロッコの1週間の旅! 最初の目的地はタンジェ(Tanger)!カサブランカに到着したら、空港と直結している鉄道のホームへ行って切符販売機でTangerまでのチケットを購入!切符販売機は英語で表示してくれて、チケットの購入方法はとってもスムーズ。カサブランカ市内から目的地への移動は指定席になるから、チケットが売り切れていないか心配だったけど、あまり心配する必要なかったみたい。他の観光客も皆当日買ってた。(オンシーズンだった場合は、少し注意した方がいいかも。) タンジェへはカサブランカ市内のCasa Voyageursで1回乗り換えが必要!前回のモロッコの旅でも同じ駅で乗り換えしたけど、当時工事中だった駅が完成してた!30分の乗り換えがあったから、その新しい大きなモダンな駅を散策!駅の中にはファーストフード、服屋さんとかカフェがあった。私と相方はお昼ご飯として安いサンドイッチを探したけど、安そうなものはなくて結局何も買わなかった。駅の外にも見当たらなくて断念😢 Casa Voyageursからタンジェの駅(駅名:Tager Ville)までは2時間10分ほどで、カサブランカからタンジェを行き来する2階建ての高速鉄道、Al‐Boraqに乗った。後に知ったけど、これは2018年11月15日に開業されたアフリカ初の快速鉄道らしい。私と相方は2等車(Classe2)の指定席にしたけど、2等車でも快適すぎて驚いた!日本の新幹線ほどではないけど、席は居心地いいし、充電できる、足場があって、駅名が表示されるスクリームは装備、しかもとっても静かに走る鉄道!断然飛行機のエコノミーシートより快適。私はタンジェまで熟睡してたから、鉄道の内部を歩き回らなかったけど、綺麗そうなトイレがあってしかもカフェテリアの車両があった。もっと驚いたのが、時間通りにタンジェに到着したこと!なんか前回の旅と全く違ってモロッコのイメージがまた変わった。 起きたらちょうどタンジェに到着して、駅が広くて清潔感に溢れてた!駅を出たら、大きなモールが建ってて凄く都会。スペインから近いから、スペイン人の観光客が多く訪れ、リゾート化しているとどこかで読んだけど、納得。不便なことは駅が観光スポットの旧市街から距離があって、プチ・タクシー(Petite Taxi)で移動しなくちゃいけないこと。誰かのブログで10DHで移動できたと読んで、10DHで値段交渉したら鼻で笑われた。それでも諦めず頑張ったけど、2人で10DHはありえないらしい。なんとか粘って2人で20DHで旧市街へ連れて行ってくれるタクシーのおじさんを見つけて、15分ほどで旧市街前の広場のGrand Soccoに到着! Grand SoccoからPetit Socco(メディアの中心にある広場)にある『Fuentes』というホテルまでの移動はGPSを頼りに辿り着いた!メディナの道は入り混んでて全ての道がGoogle Mapで表示されないからメディナ内の移動は少し難しいので、ホテル選びはGrand SoccoかPetit Socco付近がおすすめ! 私と相方が泊まった 『Fuentes』は 1泊4000円(2人で)のホテル。立地は最高だったけど、ちょっと狭かったかな?クイーンベッドでキツキツだった。でも2泊とか短い滞在だったら全く問題なし。プライベートバスルームと朝食付!(今思えばここの朝食が一番豪華で美味しかった!)お湯はちゃんと出たし、水圧も問題なし。 宿泊費を安くしたいという旅行節約家にはおすすめ! ホテルで一息した後、早速メディナ散策へ! お土産屋さんはそこまで多く感じられず、正直フェズのメディナと比べるとそこまで感激しなかった。所々お土産屋さんが集まった綺麗なスポットがあっても、そこを抜けると普通の道が入り組んだ住宅街。観光スポットは多くないので半日でメディナの散策は終了! それほどメディナに感激しなかったのはモロッコ2回目だったからかもしれないけど、初めてのモロッコ旅行者は違う感想をもつかもしれない。ただ、タンジェへ行くか迷っているなら、タンジェじゃなくて違う街に行くことをおすすめ! 夜ご飯は『 Restaurant Ahlen Medina』 というレストランへ。ここは当たりだった! 私達が行った時には誰もお客さんが入ってなくって不安になったけど、 安くて美味しくて、サービスもすっごく良かった!食事が出てくる前にオリーブのサービスはモロッコでは普通だけど、食べたかったヤギのチーズ(多分💦)もでてきて、サッパリしててオリーブオイルと塩がかかってて美味しかった!そして食後の後にはミントティーとチョコのお菓子ももらっちゃった!凄くお得感を感じた場所で大満足!お魚は鱗と骨処理がちゃんと出来てなくて微妙だったけど、ラムのタジンはどのレストランよりも美味しかった😋Petite Socco近くにあって見つけやすいので、ぜひ行ってほしいところ! お腹いっぱいになったところで、ホテルに戻って寝た💤

【モロッコ・メルズーガ】ハシラビード村に到着!<ハプニング編>

フェズから夜行バスで10時間以上かけてやっとハシラビード村に到着!夜行バスなのに運転手はラジオを大音量でかけるし、皆指定の場所で下りないから予定より大幅に遅れて到着。運転手の「ハシラビード」って叫ぶ声で起きて、寝ぼけたまま荷物を持ってバスを下車。6:30AMに到着して、凄く真っ暗で何も見えない・・・。こういう時に相方がいて良かった😭1人だったら怖いよ( ;∀;)ホテルはバス停のすぐ近くだから迎えを頼まなかったけど、頼むことをおすすめ!っというか私の二の舞にならないよう絶対に頼むべき! ~着いたら早速ハプニング~バスを降りたら1人の男性が立っていて、「どこのホテルを予約してるの?」と聞かれた。他の観光客の迎えか、ホテルの勧誘だと思ったから興味なさそうにホテルの名前を言ったら、指さしてホテルの方向を教えてくれた。教えてもらった方向へ歩いたら…ゲートが閉まってる!!!!😱どうやって入るの?! 暗くて標識が見えなくて、果たしてこのホテルであってるすら分からない。ゲートを叩いてみても応答はなくて途方に暮れてたら、あのおじさんが様子を見に来てくれたのかホテルに電話をかけてくれた。何度もかけて、やっと繋がった。「ここで待ってたら大丈夫」と言われて、おじさんは何処かへ行った。 数分後やっとゲートが開いたら、前触れもなく「どの部屋を予約したの?」と聞かれた。え…把握してないの?っというかうちら完全に忘れられてた? 共有バスルームの部屋を予約してたけど、なぜかバスルーム付きの部屋に案内された。(10月はオフシーズンで部屋が余ってたから自動的にアップグレード✨ラッキー!)到着して早々ハプニングに遭遇したけど、アップグレードしてもらったからいいか(笑) ~村を散策して分かったこと~昼過ぎの村の散策で分かったけど、村には片手で数えられるぐらいのホテルと売店しかなくて、オフシーズンだからか皆のんびりしてる。心配で2日後のバスチケットを買おうとしたら昼過ぎでも開いてないし、中心から離れたお土産さんは閉まってた。もちろん、真っ暗な早朝だと何も開いてない!!あのおじさんがいてくれて本当に良かった!!!(*´Д`)あの時もっと丁寧にお礼を言うべきだったよ。 こういうハプニングがありうるからホテルの人にバス停まで迎えにくるようお願いしといた方が安心!または前日にホテルへ到着のリマインドするべし!

【モロッコ・メルズーガ】砂漠ツアー2日目

砂漠で見る日の出!【5:00AM起き】 日の出を見たくて朝5時に起床⏰ 自力で起きるように!モロッコ人は朝が弱いみたいで、「頼んだけどラクダ使いが寝過ごして日の出が見れなかった」と書いた旅行記も読んだ。 朝が苦手な私だけど、砂漠での日の出は今日のハイライト!見過ごすわけにはいかない。 キャンプ場から足を踏み出したとたん砂の冷たさに体が震えた❄氷のように冷やされた砂の上を歩いて目の前にある1番大きな砂丘を登り始めた。全く前進しないもどかしさを感じた私は走り始めた。後になってアホな判断だと反省( TДT)すぐ息切れして、その上テントにあった分厚い毛布を肩からかけてたから余計体力消耗💦無理してマラソンを走った後のように息するさえ辛くて、つばが飲み込めなくて吐きそうなくらい。あぁー苦しかった🤢絶対に私の真似をしないように。 写真では分かりにくいけど、本当に高い所まで登った。辺りを見渡せば他のキャンプ場が見えて、ポツポツと人が見えた。誰よりも高い所から景色が見えるこの優越感!頑張って良かったぁ。(単純っすねw) 視界を遮るものが何もなく、砂しかないこの場所で見れる日の出は綺麗だった!興奮してライオンキングのあのcircle of lifeの曲を口ずさんでしまった(笑) ちなみに重かったけど、毛布もってきて良かった!絶対に凍え死んでた。 満足したらテントへ。既にモハマッドはラクダの支度を終えていて、「帰るよー。」って叫んだのを聞いて荷物を持ってラクダの方へ行った🐪ホテルへの帰りもラクダに乗った。これでフワフワな毛にお別れしないといけないと思うと悲しい😢村に到着したら迎えの車が待ってて、そこでモハマッドとお別れ。お礼をして車に乗ろうとしたら車で迎えにきてくれたおっちゃんに「ラクダ使いにあげるものは?」って言われて、最初なんの意味だったのか理解できたかった。車に乗ってようやくチップのことを言ってるんだと理解し、チップをおっちゃんへ渡しモハマッドに渡してもらうよう頼んだ。チップが必要だったのね。全く頭になかったよ。最後の最後で変な空気になっちゃったけど( ;∀;)モハマッド、本当にありがとーーーー。この気持ちが届きますように。 ツアー終了後 砂漠ツアーにはホテルでの朝食が付き!ホテルに到着後、砂浜を眺めながら朝食。2人分にしては十分な量。何から何まで満足!!!徐々に空が曇ってきたから天気のいい日にツアーに参加できて本当によかった😘 メルズーガからは1日1本しかバスがないから、私と相方は次の日の朝でワルザザートへ出発🚌(※日の出を見てからホテルに戻るとバスの時間に間に合わない)今日の予定は特になく、お土産をみたり、砂漠で放し飼いにされてるラクダ見たりブラブラ過ごした。本当に砂しかない村。 こういったゆっくりとした時間を過ごすのもいいのかもしれないけど、バスがあったらこの日に次の街へ移動したかった。滞在期間が短い人は日の出を諦めて、早くホテルに戻って朝のSupratoursバスに乗るのもいいかもしれない。ただ、日の出が見れないっていうのは勿体ないし、朝ごはんも諦めるしかない。ホテル側の準備もあるだろうから、手配可能かどうか確認が必要だけど、バスの時間に間に合うようキャンプ場から帰ってくるのも一つの手だと思う。

【モロッコ・メルズーガ】砂漠ツアー1日目

サハラ砂漠のメインイベントといえば…砂漠ツアー!!!ラクダに乗ってサハラ砂漠に向かい、綺麗な星空を見上げながら眠り、日の出と日の入りが見れるツアー。ツアーが嫌いな私達だけど、これはもちろん参加してきた!値段は1人350DH。 ツアーの申込み方法や詳細については以下の記事へどうぞ: ツアー開始までの時間ツアー当日の6:30AMに夜行バスにてハシラビード村に到着。チェックインを済ませ、ツアー開始の5:00PMまで時間はあったからベッドの中に入った。起きたのは昼過ぎ。 起きた後、受付に向かい砂漠ツアーの迎えがホテル前に5時に来ると告げられた。 それまでハシラビードの探検!といっても大してなかった。お土産屋は2つほど、コンビニらしきものも2つほどで全てがバスターミナルに集まってる。見えるのは村の向こう側に見える砂浜だけで、砂漠の街にいるんだと実感。 通常ホテルのチェックインは昼過ぎだけど、ハシラビードに到着するバスは数本しかなく、フェズからは1日1本の午前6:00AM着のバスしかないから、それを考慮して到着次第チェックインできるホテルがほとんど。ツアー開始までに熱いシャワーが浴びれたし、睡眠不足もとりもどせたから本当に助かった。ただ、他の人の旅行記を読んでたら、昼過ぎのチェックインまで時間を潰さなくちゃいけないホテルもあるようだから、ホテルを予約する際には確認するべし。 砂漠ツアー開始!【5:00PM】5:00PM、ホテル前に車が迎えがきてくれて、それでラクダが待機している場所へ向かった。今回担当をしてくれるラクダ使いのモハマッドを紹介され、彼の指示に従ってラクダに乗った。やけに若く見えるなぁって思ってたら、彼はなんと15歳の少年。ある学年を過ぎたら教育されないのか、それとも家族の事情で学校に行けないのか、流石に聞けなかったけど15歳ですでにラクダ使いとして仕事をしてるらしい。上の兄弟もラクダ使いらしい。15歳から大人として働き始めて立派だと思ったと同時に、他の選択肢がないことを切なく思った。でもそれを「可哀そう」って思ってしまうのはその人の文化や育った環境で身に付いた価値観だと思う。モハメッド、これからも頑張って!!! ラクダに乗るのは初めてじゃなかったから分かっていた気でいたけど、ラクダが立ち上がる時って前のめりの体制になったと思ったら急に後ろのめりになるから手すりに捕まるのに必死。私が乗ったラクダは小柄で16歳ほどらしい。毛がフワフワしてて移動中ずっと足でお腹の部分をスリスリしてた。 オフシーズンだからか今回ツアーに参加したのは私と相方だけ。他の参加者がいなくて少し心細くなるかと思ったけど、私と相方だけがモハメッドに連れられて砂漠の中を歩く贅沢な時間だった。オフシーズンに旅行する特権ですね。 砂漠のキャンプ場1時間ほど経過したところでラクダから下りて、徒歩でキャンプ場に向かった。思ったよりお尻が痛くなかったけど、1時間以上乗ってたら辛くて下りたくなってたと思う。 何処を見渡してもキャンプ場が見当たらなくて、何処まで歩くんだろうって思ってたら砂浜の窪んだ所にキャンプ場発見!キッチン、トイレ、食事をとるテントと寝床のテントが幾つかあった。豪華からほど遠いけど、毛布は暖かいしベッドもフカフカ。(トイレの便器がなかったけどお尻を付けなかったら大丈夫)トイレを流す時は横に置いてあるバケツの中の水をすくって流すシステムで汚いという印象はなかった。トイレを出たら洗面所もあったし、必要な設備は整ってる。テントの真ん中に位置する共有スペースには砂の上に毛布がひかれているだけだったけど、砂が嫌いな私でも全く気にならなかった。 サハラ砂漠の砂の粒子ってびっくりするほど細かくてサラサラしてる!!髪の毛に入っても気にならないぐらい気持ちよす過ぎて私は1日中裸足。海辺の砂とは程遠くて、普通に砂の上をゴロゴロしてた。笑 ~ 砂漠の夕日 ~ キャンプ場に荷物を置いたあと、日が沈むところを見に行くようモハメッドに勧められた。モハマッドは毛布の上の砂をはいたり、寝床の準備をしてくれたり仕事がたくさん。本当に偉い。砂浜は小さく見えて、実は登るのが大変💦運動不足な私にはゆっくり前へ前進。砂漠で見る夕日はとっても綺麗!!!🌇夕日で砂の色が徐々に変化して全く見ていて飽きない。翌朝朝日を見たけど、私は夕日の方が好きかな。 キャンプ場に戻ったら食材を持ってきたらしきおっちゃんがいた。夕食までテントでゴロゴロと過ごしたり星空を見に外にいったり。お腹が空き始めて夕食の時間を聞くと、「すぐすぐ。あと40分ぐらい」とのこと。んー・・・それはすぐなの?時間の感覚がやっぱり違う(笑) そのおっちゃんは幾つか日本語の言葉を知っていて、星空を見に行った私達を暗闇から探す時、「日本じーん!!!!」って呼んた。それに「はーい!」って答える私達。9時になってようやく夕食の時間。ハリラスープ、パン、それとチキンと野菜のタジン。ハリラスープは美味しかったけど、タジンはもっとスパイスが効いてたらもっと美味しかったかな?!レビューによると好評な夕食だったんだけど。もうちょっと美味しかったら完璧! ~食後の太鼓パフィーマンス ~ 食事の後はモハメッドによる太鼓のパフォーマンス。1曲歌ってくれて、太鼓の叩き方や伝統的なリズムを教えてくれた。もっと歌を聞きたかった!相方と私と順番ずつチャレンジして、その後は自由時間。満点の星空を期待してたのに残念ながら満月に近くて綺麗に見えなかった。流れ星や天の川・・・あぁー見たかったなぁ。その代わり月光がとても明るいことを学んだ。星空を見たいのであれば、満月に近い日は外すべき。その夜は朝日を見る為に早く寝た(つ∀-) ツアー2日目の旅行はこちら!