【モロッコ】2度モロッコに行った私がおすすめする観光都市<おすすめ度、滞在日数>

モロッコには9つの文化遺産があり、どれも影響されている文化が違うので特徴あって見ごたえあります!ただ、どの人気の都市も離れていて、その上モロッコの主な移動手段がバスか鉄道なので移動時間がかかります。
そこで、どの世界遺産・モロッコの都市に行きたいか決めることが大事です!
旅計画をするにはまず訪れたい都市を大まか決めてから、ルートや回り方を決めることをおすすめします。

本記事ではモロッコのおすすめの都市を紹介します(^^)/
2度モロッコへ行った私の個人的な感想おすすめ度必要滞在日数も書いたので参考までにどうぞ!

モロッコのおすすめ観光都市はどこ?

モロッコの世界遺産

モロッコには9つの文化遺産があり、あまり知られていない所もあります。
初めてのモロッコ旅行なら絶対に外せない世界遺産は、フェス、マラケシュ、エッサウィラとアイト・ベン・ハッドゥ!

モロッコの観光都市を紹介

以下はモロッコの人気な都市の一覧です。各都市の特徴と行ってみた感想を書いたので、参考までにどうぞ。

フェス(Fes)

Photo by Aleksandra Rupar

『世界一の迷路都市』と言われるフェズの旧市街(エル・バリ)は世界遺産に登録されていて、貴重な建築物も残るとっても魅力的な場所!旧市街は高い壁に囲まれていて、その限られたスペースの中でどんどん建物が建てられた為、道は入り組んだ迷路のようになり、歩いていると行き止まりにぶつかったり。旧市街の中には観光客用のレストランやお土産さんがあるものの少し道を外れれば、今でも昔の暮らしぶりが垣間見れるあまり観光化されていないところ!素晴らしいモスクもあれば、今でも使われているタンネリ(皮なめし: 「皮膚」であった皮を道具として使えるように「革」へと変える作業 )が存在する場所。


おすすめ度  ★★★
必要滞在日数 2日

マラケシュ(Marrakech)

Photo by Stefan Bernsmann

『ローズ・ピンクの街』と呼ばれているマラケシュは、名の通り建物の壁はピンク色! 壁をピンクに塗ることが条例で決められているみたいです。マラケシュはカサブランカからも近くて、世界遺産でもある「エッサウィラ」からも近いためかヨーロッパ人の観光客が溢れていました!世界遺産の旧市街にはたくさんのモロッコの雑貨が各地方から集まり、どの都市よりも値段は張るけど買い物好きにはたまらない所!フナ広場にはたくさんの屋台が立ち並び、暗くなるほど活気が溢れます!歴史的な建築物もたくさんあって、見どころはたくさん!ただ、観光化していて客引きもしつこく、値段設定が割高なので個人的にはあまり好きじゃなかったかな?


おすすめ度  ★☆☆
必要滞在日数 1日

アイト・ベン・ハッドゥ(Ait-Ben-Haddou)

Photo by Daniel Wanke

隊商交易の中継地として栄えたこの地にはカスバと呼ばれる邸宅が多く存在するけど、世界遺産に登録されたのはハドゥ一族が築いた『 アイット・ベン・ハドゥ 』。盗賊からの侵入を防ぐために壁は高く、入口は1つしかなく、1階部分には窓がなく、入口をはいると道は入り組んでて迷路!構造の理由を学ぶだけでも面白いけど、外から見たアイト・ベン・ハッドゥは本当に魅力的! 人の手によって作られたのは思えなかった。このカスバに魅了されて、「アラビアのロレンス」、「グラディエーター」、「Game of Thrones」等、 名作映画やドラマのロケ地として登場! アイト・ベン・ハッドゥの周りには特に見るものがないから、半日で散策が終わってしまうけど、行く価値は絶対にある!


おすすめ度  ★★☆
必要滞在日数 半日

エッサウィラ(Essaouira)

城壁に囲まれた港町のエッサウィラは世界遺産!街全体が壁に囲まれているからとってもユニークでモロッコのどこの都市とも違ってのんびりとした雰囲気が漂ってる。客引きに会うことはなくて、多くのお土産には値札があってしかも安い!フェズやマラケシュよりも断然物価が安くて、ゆっくり街探検ができて凄く好きになった場所。 街のいたるところにギャラリーやアトリエがあることから『芸術の街 』といわれているようだけど、ギャラリーやアトリエに興味がなくても是非行ってみるべき!


おすすめ度  ★★★
必要滞在日数 2日

テトゥアン(Tetouan)

『白い鳩』という異名を持つテトゥアン! スペインのアンダルシア地方から逃れてきた人々によって街が造られ、また他のモロッコの都市はフランス領だったけど、ここはスペイン領だったことから、スペインの文化が未だ根付いている場所。 スペイン(アンダルシア)とイスラムの建築様式が融合した建物が残り、ここの人はフランス語、アラビア語、そしてスペイン語が話せる他の都市とちょっと雰囲気が違う場所。世界遺産だけど、観光客が全くいなくて驚いた。確かにメディナの建築物以外とこれといって観光スポットという場所はないけれど、モロッコ人の観光客には人気な都市で静かなことからモロッコの国王も夏ここで過ごすらしい。訪れる人はモロッコ人がほとんどな為、お土産を安く買えるのが嬉しい!革製品が安く買えるらしいけど、カラフルな食器や雑貨がないのが残念。観光化されてないからのんびり観光できるかと思いきや色々と声をかけられて、自分のお店に連れて行こうとする人達がいてその点ではあまりフェズと変わらなかったのが残念。時間が余裕があるなら行ってみて欲しいところ!


おすすめ度  ★★☆
必要滞在日数 2日

サハラ砂漠

Photo by Timo Stern

辿り着くのに時間がかかるけど、モロッコに行ったらサハラ砂漠に行って砂漠ツアーに参加してほしい!ツアー嫌いな私でもラクダに乗ってサハラ砂漠にあるキャンプ場にいって、砂漠の中で1泊できる経験はやっぱり見逃せなくて、旅のハイライトだった!粒子が小さくてサラサラしてて、砂漠で見る夕日は格別!


おすすめ度  ★★★
必要滞在日数 1日半

シェフ・シャウエン(Chefchaouen)

『青い街』、『青い真珠』とも呼ばれているシェフ・シャウエン!名の通り、旧市街は心が癒される青で塗られていて、世界遺産ではないけどとっても人気な場所。私は個人的に観光化されている場所は好きじゃないから正直そこまで期待はしていなかったけど、思ったより観光化されていなかった。観光名所になるように青に塗られたらしいが、それでもメディナの元の姿を残していてバランスが良い街だと思った。観光客が求めるような魅力的なお土産もあって、しかも値段はフェズやマラケシュよりも安いから買い物には最適!買い物好きと写真好きにはたまらない場所。


おすすめ度  ★★★
必要滞在日数 2日

タンジェ(Tanger)

タンジェはヨーロッパから船で1時間で行ける場所だから、ヨーロッパ人の観光客には大人気な場所でリゾート地として知られている。旧市街はそのまま手を加えられず残ってるようだったけど、これといって観光スポットがなく、お土産もあまりなくて正直やることがあまりなかった。スペインから渡ってモロッコに入るなら、タンジェをスキップしてテトゥアンかシェフ・シャウエンへ向かう方が良いと思う。


おすすめ度  ★☆☆
必要滞在日数 1日

カサブランカ(Casablanca)

多くの人がモロッコに来るときにカサブランカに到着するようになると思うけど、それほど観光スポットがないことで結構知られています💦旧市街は汚くて、ゴミゴミしてて活気がなくて見どころはないけど、唯一の観光スポットである「ハッサン2世モスク」は行ってよかった!入場料は高いけど、それほどの価値はあると思う。


おすすめ度  ★☆☆
必要滞在日数 半日

トドゥラ峡谷 (Todra Gorge)

トドゥラ峡谷は、隆起した石灰岩を、涸れ川が侵食したことで形成された地形でハイキングやロッククライミングにとっても人気な場所。
私は行けなかったけど、サハラ砂漠行く途中に寄る人気な観光スポット!


おすすめ度  不明
必要滞在日数 半日

モロッコへ2度行った私がおすすめする都市

1度に行きたかった都市全てに行けなかったので、2回に分けてモロッコを旅しました。最初の旅はサハラ砂漠や多くのモロッコの人気な都市を含んだ南を中心に旅し、2度目の旅には少しマイナーな街を含めた北を中心に旅しました。
そこで、2回モロッコに行った私が「絶対に行った方がいい都市」を紹介します!

  • フェズの旧市街
  • サハラ砂漠(メルズーガ地区:サハラ砂漠ツアーは旅のハイライトでした)
  • エッサウィラの旧市街
  • シェフ・シャウエンの旧市街

時間があったら、

  • アイト・ベン・ハッドゥ(ワルザザート地区)

マラケシュは観光化しすぎて個人的にはあまり好きじゃなかったです。でも、世界遺産に登録されていて人気な観光スポットではあるので行ってみてもいいと思います。他の人と少し違った旅をしたいという方にはテトゥアンもおススメです。

私はメクネス、マサガン、ラバト、ヴォルビリスの古代遺跡とトドラ渓谷には行けなかったので、それらについて感想を述べることはできませんが、1週間のお休みがあっても以上でおすすめした4つの都市を巡るにも時間が足りないぐらいなので行かなくて正解だったと思っています。4つの都市にだけでも十分濃い楽しい旅になります!

旅計画:ステップ2

行きたい都市が決まったら、移動方法や移動時間を考えながら回り方を考えよう!

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