テトゥアン

【モロッコ】世界遺産『テトゥアン』の基本情報<まとめ編:見どころ、アクセス、モデルコース>

モロッコにはいくつかの世界遺産になっている都市があり、テトゥアンもその1つですがなぜか観光客にあまり人気のないテトゥアン。本記事ではテトゥアンの魅力と基本情報を紹介!個人的にテトゥアンは結構おすすめなので、時間に余裕があったら是非行ってみてください! テトゥアンってどんな所? 『白い鳩』の異名を持つモロッコ北部にある町は、1997年に「旧市街」がユネスコの世界遺産として登録された。メディナの中には白い家が密集していて、職人さんが多く住んでいる街。フランス領となったモロッコの都市が多いなか、テトゥアンは1912年にスペイン領モロッコとなり、この地区ではフランス語ではなくて、スペイン語とアラビア語が話されている。スペインの文化が強く根付いていて、家々の天井の彫刻や壁画はグラナダのアルハンブラ宮殿に残る装飾に似た特徴を見せていて、床や柱はタイルによるモザイクでおおわれている。 海外の観光都市としてはなぜかあまり人気がなくてモロッコ人の観光都市としてとても人気。海外からの観光客が少ない理由からメディナは昔ながらの姿を保っていて、モロッコ人の生活が垣間見れる。モロッコ人の観光客が多い為、お土産の相場が安い!ただ、生活用品が主に売られているのでオシャレな陶器など、海外観光客が主に想像するモロッコのお土産は売られていない。他のモロッコの都市とは違った雰囲気が漂っていて、興味深い場所。 【必要滞在日数】2日間、2泊3日がおすすめ!【おすすめ度】★★★★☆【物価】他のモロッコの都市と比べて安い!  <夕食> 100DH~  <宿泊代>4000円~(個室1泊、2名) 【公共交通】必要なし【お土産】相場が安いので、ショッピングをするならここ!【特産品】皮製品、フータ テトゥアンの人気な観光スポット テトゥアンは(いい意味で)観光スポットとして未発展な為、観光スポットが少ないです。テトゥアンではメディナ全体と地元の人の生活感がでているメディナの様子が見どころです。 赤:観光スポット 紫:レストラン 青:カフェ 黄色:インフォメーションセンター参考:tetuania 各観光スポットの詳細(おすすめ度、入場料、営業時間など)については以下の記事を読んでね。 旧市街(メディナ)の地図 青でハイライトしている場所はテトゥアンに行くなら絶対に行ってほしい所です!おすすめなレストランやカフェなどが記されています。 メディナはアクセサリー、木工所、バスケット、服、革製品などのエリアに分かれています。ただ、メディナの中を歩いていると地図の何処を歩いているのかはっきり分からないので、ブラブラ散策することをおすすめします。革製品のお店はタンネリ付近に多く集まっています。 個人的にはBab Okla門へ向かうRuta Medinaの道のりが好きでした。美味しそうなケーキやスパイスが売られていて、地元の人で賑わっていました。 タンジェのモデルコース テトゥアンは小さな街で見どころも全て旧市街の中にあるので、2日あれば十分です。テトゥアンは正直観光スポットが少ないので、是非に美味しいレストランやカフェ巡りをしてのんびり過ごすのがおすすめ!以下の記事ではおすすめのレストランやカフェを巡る2泊3日のモデルコースを紹介しています! テトゥアンのおすすめなレストラン&カフェについては以下の記事を読んでみてください! テトゥアンの公共交通機関(グランタクシーとプチタクシー) タンジェの見どころは全て旧市街に集まっているので公共交通機関を使う必要がありません。次の目的地の移動手段として使うCTMも旧市街から歩ける距離(王宮から20分ほど)にあるので大荷物がない限りプチタクシーを使わずにすみます。 でもグランタクシーを使って隣町に行ったり、プチタクシーを使って宿に移動することもあるので、タンジェのグランタクシーとプチタクシーの乗り場や値段の相場について紹介します。 ちなみにタンジェのグランタクシーは青でプチタクシーは黄色です。 タクシーの相場 【プチタクシー】7~10DHが相場。何処に行っても7DHは最低かかります。 【グランタクシー】 テトゥアン – セウタ (Ceuta) : 17dh テトゥアン – マルティル (Martil): 5dh テトゥアン – メディック(Rincon): 6dh テトゥアン – タンジェ (Tanger): 30dh テトゥアン – (Oued Law): 25dh テトゥアン – シェフシャウエン(Chaouen): 30dh テトゥアン – タンジェの空港(Tanger airport): 400dh (貸切り) ※満席になった場合の1人分の値段になります。 …

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【モロッコ】世界遺産のテトゥアン2泊3日のモデルコース

世界遺産に登録されているにもかかわらず、テトゥアンには観光客が少ないのでのんびりメディナ散策を楽しめます。観光スポットが少ないですが、フェズやマラケシュと比べて観光化されていないので、現地の人の生活が垣間見れる貴重な世界遺産の都市です。モロッコのデザートや料理の食べ歩きを楽しめながらのんびり過ごすのがおすすめです! 本記事ではテトゥアンを楽しめる2泊3日のモデルコースを紹介します! テトゥアン:モデルコースで巡る「観光スポット」 モデルコースには以下のテトゥアンのおすすめの観光スポットをいれました: 観光スポットの詳細やその他の観光スポットについては、以下の記事で紹介しています! テトゥアン2泊3日のモデルコース テトゥアンの見どころは全て旧市街とその付近にあるので丸1日あれば全ての観光スポットを巡れるけど、おすすめの過ごし方は食べ歩きやカフェ巡りをしながら散策する方法です。っということで、観光スポットを巡りながらモロッコのカフェも巡る欲張りなモデルコースを紹介します! 1日目旧市街(メディナ)を観光 王宮 ⇣ 徒歩1分ハサン2世広場(Place Hassan II) ⇣ 徒歩1分(モアメ・サンク通りを歩く)インスティトゥト・セルバンテス(Instituto Cervantes) ⇣ 徒歩3分☕Dallas Bakery ⇣ 徒歩1分ムーライ・エル・メフディ広場 ⇣ 徒歩1分フェッダン パーク(Feddan Park Tetouan) ⇣ 徒歩5分食糧品市場(Bab Nouader Market) ⇣ 徒歩1分Nouader門から旧市街に入ってメディナを散策(北にあるMkabar門を目指して歩く) ⇣ タンネリ ⇣ 徒歩5分– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – <興味があったら:>墓地(Mkabar門を出る) ⇣ 徒歩10分Jiaf門(メディナの中に戻り王宮を目指して歩く) ⇣ 徒歩15~20分– – – – …

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【モロッコ】テトゥアンの『タンネリ』の行き方

モロッコのタンネリといえば、フェズのタンネリ!でも、世界遺産のテトゥアンにもタンネリがあることを知っていましたか?フェズと比べて小規模で作業している様子は見れないかもしれないが、作業場を自由に歩けて間近で見れるのはテトゥアンのタンネリの魅力です! 本記事では分かりにくい場所にあるテトゥアンのタンネリの行き方を分かりやすく説明します! テトゥアンのタンネリについて 私が行った時はタンネリの作業をしていなくてガランとしていました。作業時間は不明だけど、革が乾かしてあったり、何かの液体につけてあったり。ここにも猫達がいて、乾いた皮の上に寝っ転がっていたり、色染めされた皮に寝っ転がって色が毛に付着した猫がいたり!可愛らしい猫達を探してみてください。 タンネリの作業についてもっと知りたい方は以下の記事をよんでください!フェズのタンネリについての記事ですが、作業やタンネリについての情報が載っています。 テトゥアンのタンネリの行き方 Google Mapでは『Las tenerías de Tetuán』でピンされている場所が検索結果ででてきますが、実際の位置とズレているので注意してください。私は個人で探そうと旧市街の門の1つ『Bab Mkabar』の近くにある情報で探そうとしたけど見つからなかったです。付近をブラブラしている時にタイミングよくタンネリのツアーをかって出た男性によって運よく見つけることができました!ここでは個人でもタンネリを探せるよう行き方を説明します。 【ステップ①】タンネリは旧市街の門の1つ『Bab Mkabar』のすぐ近くにあるので、そこを目指して歩いてください。門は墓地の近くにあります。 【ステップ②】『Bab Mkabar』門の手前に着いたら、下の写真の階段を探してください。(Bab Mkabar門をくぐってメディナの外に出ないでね。) 【ステップ③】階段の右手に見える入口をくぐるとタンネリ作業場になります。 ちなみにタンネリの入口の上には革製品を作る小さな工場があります。バッグを作っていたり、模様を革につけていたり、なかなか貴重な見学ができます。でも作業場でもあるのであまり邪魔にならないよう長居するのは避けよう! 私の小さな工場見学について書いた旅行記は以下です: 革製品を買うならここ! タンネリの入口の上には革製品を作る小さな工場があります。とっても小さな工場で4、5人のモロッコ男性が黙々と作業をしています。その工場で作られた革製品はラバトのお店へ出荷されているので、工場の中には完成品をあまり置いていないですがドア付近にいくつか作られたバッグが飾ってあります。革製品を買うならここのものがおすすめ! 工場見学の後、いくつか皮バッグを買いにお土産屋さんへ行ったが保存状態が悪くて傷がついているものがほとんどでした。そして、工場ではなんとオーダーメイドも可能!完成するまでどのくらいかかるか、相場などは分からないけど欲しいものがあったら是非チャレンジしてみよう!

【モロッコ】世界遺産『テトゥアン』のおすすめ観光スポット<まとめ編>

テトゥアンの観光スポットはもちろん世界遺産に登録されているテトゥアンの旧市街!本記事ではそんな旧市街の中にある見どころあるスポットを紹介します!各観光スポットの入場料、営業時間やアクセスについての役立つ詳細も記載します。 観光スポットの地図 赤:観光スポット 紫:レストラン&カフェ 黄色:サービスセンター 旧市街(メディナ)の観光スポット タンジェの旧市街の観光スポットはどれも徒歩で行ける距離にあって、1日あれば全部回ることができます。旧市街の中は迷路になっているが、GPSがさえあれば目的地にたどり着くことができます! 王宮(Royal Palace) 【入場】不可【所要時間】10分【おすすめ度】★★★☆☆ Photo by Jaro Varga テトゥアンは20世紀前半はスペイン領で、アンダルシア地方からイスラム教の人達が逃げてきた為、スペインの文化が深く根付いている場所。17世紀に建てられた王宮もイスラムとスペイン南部アンダルシア地方の文化が融合した美しい建築物。中に入れないのが残念。 フェッダン パーク(Feddan Park Tetouan) 【入場料】無料【所要時間】15分【おすすめ度】★★★★★ テトゥアンの白い家が山の斜面に立ち並ぶ光景が見れる絶景スポット!テトゥアンに来たならここは絶対に見逃せられない!ベンチもあるので、のんびり日に当たりながら絶景を眺めることができます。 インスティトゥト・セルバンテス(Instituto Cervantes) 【入場】不可【所要時間】5分【おすすめ度】★★★☆☆ スペイン語教育及びスペイン語圏の文化普及を目的とした学校。中には入れないけど、建築物細かいデザインが見どころ! オクラ門(Bab Al Okla) 【入場料】無料【所要時間】10分【おすすめ度】★★★☆☆ メディナを囲む7つの門のうちの1つで、現地の人の出入りとして賑わっている門。門をくぐった所には綺麗な噴水もあり、門付近にはたくさんのお店が集まっている。 ユダヤ教とイスラム教のお墓 【入場料】無料【所要時間】10分【おすすめ度】★★★☆☆ メディナの北に広がるお墓はユダヤ教とイスラム教と壁で分けられている。お墓以外見るものは特にないけど、ヤギや羊を放し飼いにしていてモロッコならはの光景が広がる。 食料品市場(Bab Nouader Market) 【入場料】無料【所要時間】10分【おすすめ度】★★★★☆ Bab Nouader門から真っすぐ続く道の両側には食料品が売られていて、果物、オリーブ、香辛料、卵など色々売られてる。猫が売り物の上に寝っ転がっていたり、鶏が写真のように売られていたり、なかなか面白い!値段も書いてあるし、食料品を買う時は観光客だからといって高値で売られることもないから安心。 ハサン2世広場(Place Hassan II) 【入場料】無料【所要時間】5分【おすすめ度】★☆☆☆☆ 王宮の前に広がる広場には子供が遊ぶ光景が見れたり、多くのカフェが集まる場所。西側には夕方になるとお茶を飲みに人気な『Cafe Palmera』があります。 モロッコとアンダルシアの文化が混ざったテトゥアンの木工彫刻やタイルなどの伝統工芸職人を育てる学校で、伝統工芸について博物館もあります。博物館は毎日開館していて、月曜日は特別に来訪者が生徒が実際に作業している様子を見ることができます。 モアメ・サンク通り(Gran Teatro Cervantes) 【入場】不可【所要時間】10分【おすすめ度】★★★☆☆ 王宮から真っすぐ続く大通りの両側には白くてスペインのアンダルシア地方の影響を受けた建築物が未だに残っています。実になっているオレンジの木も植えられていて、凄く絵になります。 タンネリ 【入場】無料【所要時間】10分【おすすめ度】★★★☆☆ モロッコのタンネリといったらフェズのものを想像するが、テトゥアンにも小規模ではあるけどタンネリがあります!私が行った時は作業していなかったけど、間近でタンネリを見ることができます!色染めした皮に寝転んで色に染まってしまった猫も見つけてみてください! ムーライ・エル・メフディ広場(Place Moulay El Mehdi) …

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【モロッコ】世界遺産『テトゥアン』のおすすめレストラン&カフェ<まとめ編>

テトゥアンの観光スポットは1日あれば全て回れて、オシャレなカフェやレストランがたくさんあるのでカフェ巡りも楽しみ方の1つです。本記事ではテトゥアンのおすすめのレストランとカフェを紹介します!私が実際に行ったレストランとカフェもあれば、評判が良よくて行きたかったけどいけなかった場所も一緒に紹介! おすすめレストラン&カフェの地図 赤:観光スポット 紫:レストラン&カフェ 黄色:サービスセンター テトゥアンのおすすめのレストラン ラ・ユニオン(La Union) 地元の人に親しまれている安いモロッコ料理が食べられるレストラン。タジンを2つとスープも2つ頼んでも100DH(1200円)以下という安さにビックリ!料理も美味しくて満足!スタッフの人もフレンドリーでおすすめの品を教えてくれます。 【価格】$【所要時間】30分~1時間【営業時間】12:05 – 22:45【おすすめ度】★★★★☆【お店のおすすめ】プルーンとアーモンドが入ったラムタジン テトゥアンのおすすめのカフェ ダラス・ベーカリー(Dallas Bakery) ミックスジュース、ケーキとお総菜パンが買えるお店!ケーキやパンの種類が豊富でどれにするか迷います。ケーキを食べるならミックスジュースも頼んでみて!個人的にはケーキは日本の方が美味しいけど、モロッコの朝ご飯(パンケーキ)に飽きているならお総菜パンを是非試してほしい!とっても安いし、美味しいです。店員のお姉さんもとっても優しくてどんなパンなのか丁寧に教えてくれました。 【価格】$【営業時間】月~日、6:00~22:00【おすすめ度】★★★★☆【私のおすすめ】アボカド&オレンジのミックスジュース、チキン&レモンのパン

【モロッコ】4日目:『お土産が安い』テトゥアンでショッピング!7泊8日

明日、シェフシャウエンへ移動するから今日はお土産を買いあさる!テトゥアンは外人の観光客が少なく、モロッコ人の観光客が多いからお土産品は安く買えるらしく凄く楽しみ! 朝ご飯を食べ終え、リヤドを出ようとしたらリヤドの持ち主(?)のおじいちゃんが何か一生懸命伝えようとしていたから、Google Translationの力を借りて会話した。(本当にテクノロジーって凄いなぁ。)「綺麗な博物館へ行かないか?」と言われたから、せっかくだからおじいちゃんに案内してもらうことに。 そして到着したのは、『Del El Oddi』博物館。入ったら25DHと書いた紙があったから2人分はらったけど、入場料で25DH(282円)って高い…しかも個人経営で25DHって…。この博物館はもとはお金持ちのリヤドだったらしく、一時期はボロボロだったものを元の姿に戻そうと再建築され、今はテトゥアンの歴史に関連する絵を展示する博物館。リヤドは確かに綺麗に再建築されてて、タイルや天井等立派ではあるけど、これまで立派なリヤドに泊まったから、それほど特別というほどでもない。 2階建てのリヤドの各階にはテトゥアンの地図だったり、昔のアーティストがテトゥアンの風景を書いた絵だったり、テトゥアン関連の絵が展示されてた。綺麗にディスプレイされていたけど、本物の絵じゃないし、どこかにあったテトゥアンの絵を綺麗に印刷して展示したようなものだからあまり価値あるものとは思えなかった。唯一興味深かったのがモロッコの切手コレクション!モロッコの日常風景が切手になってて、それはなかなか面白かった。本当は写真を撮りたかったけど、撮影禁止だった😢ただ、25DHの価値があったかと聞かれたら、「ない」と答えちゃう💦 外見では博物館だと全く気付かないここに、私達の後に外人のカップルが入ってきたから、たぶんうちらみたいに誰かの紹介できたんだと思う。テトゥアンの人達はここを人気の観光スポットにしたいようだけど、んーこれじゃあ観光スポットにはならないような…。相方はずっと「おじいちゃんに騙された。」と悔しそうだった(笑) ササッと博物見学を終わらせた後、宿泊しているリヤドに戻ったらまたおじいちゃんに声をかけられた。次は「良かったらメディナを案内しくれる人を紹介するよ」とのこと…うちらの警戒心を感じ取ったおじいちゃんは「無料だよ」と言ってたけど、断った。2回目のモロッコ旅行の経験から、①ガイドにチップを要求される、それか②連れていかれたお土産屋さんで購入したらガイドにコミッションがはいる、のどちらか。どこの国もそうだけどモロッコには「無料」というものは絶対にない。2回ほど断ってやっとおじいちゃんは諦めた様子。おじいちゃん、商売上手だなぁ…💦 皮バッグが欲しくて、タンネリの方向へ歩いていたら歩調を合わせてくるおじさんから「どこから来たの?」、「モロッコへようこそ」に続き、「うちのお店を紹介するよ!」と…。断っているのに「見るだけでもいいから」ってしつこく言われて、断るのも面倒になってお店に行った。ササッとお土産を見た後、そこを出た。テトゥアンって外人の観光客が少ないからこういう面倒なことってないと思ってたけど、観光客が少ないからこそ見つかったら声をかけられる。想像以上にめんどくさいよ。ほっといてくれー!!! やっと誰にも邪魔されずタンネリに着いて、タンネリに入る入口の上のお店にが入った。そこはお店じゃなくて革製品を作る小さな工場(作業場)で、4人の男性が作業している真っ最中だった。1人英語が流暢で物腰の柔らかい青年がいて、作業の説明だったり使っている機具を説明してくれた。完成されたものはラバトで売られていて、売っている物は作業場に並んでいるいくつかのバッグや財布のみらしい。購入するならここで買うことをおすすめする!この後、いくつか革製品を扱うお店に入ったけど、保存状態が悪くて傷が入ってたり。この工場の製品の方が状態がいいように感じたし、「欲しいものがあったら作るよ」とまで言ってくれた。オーダーメイドできるってことだから、自分の欲しいものが手に入る!値段の方は分からないけどね。結局たくさんのお店の皮バックをみたけど、気に入ったものが見つからなくて断念。 食器がほしくて歩き回ったけど、お土産屋さんで目にするような綺麗な模様の食器はなかった。やっと見つけた食器屋さんは模様がはいっていない茶色いシンプルな食器で、日常で使う用らしい。モロッコ人の日常生活ではあの綺麗な食器を使うことはないと解釈。バスケット屋さんが集まるエリアもあったけど、やっぱり色合いとかデザインがシンプルすぎて、欲しいものがなかった。ここは日常的に使う物を買う場所なんだなぁ…うちらみたいな観光客が求めているようなモロッコっぽいものがなくて少し物足りない。っということで本当に残念だけどテトゥアンでは何も買わなかった。 メディナをブラブラしてたら、こんなサモサ的なものを発見!3DH(34円)で買ってみた。中には何が入っているのかちょっと分からなかったけど、スパイスがそこまできいてなくて味が薄かった。すっごく美味しいとも言えなくて、でも不味くもない。お店によって若干味が違ってくると思うから、違うお店のを食べたら美味しかったかも。 お土産探しに疲れた私達は、モロッコ初のカフェに行ってみた!評判のよい『Dallas Bakery』へ行ったら、たくさんの種類のケーキやお菓子がズラッと並んでて、選ぶの迷う。そしたら、感じのいいお姉さんが声をかけてくれて、ケーキの種類を教えてくれた。見るからに甘くないものもあって、それは何かと聞いたら朝ご飯に食べるお総菜パン!どのホテルの朝ご飯にはチャパティ(のようなもの)やホブスが出てきたからお総菜パンがモロッコにあるとは思わなかった!新発見!!!試しにレモンとチキン、チーズ、ツナの3つのお惣菜パンを買って、店内で食べるアーモンドタルト、プリンとアボカド&オレンジジュースを購入。お惣菜パン3つ、デザート2つ、そしてミックスジュース1つで合計29DH(326円)。めっちゃ安い!お惣菜パンが1つ2DH(22円)、デザートは4DH(45円)、そしてジュースが15DH(169円)。ジュースが一番高いなんて意外!タジンやクスクス、またはホテルの朝食に飽きたならカフェに行ってお総菜パンを食べて欲しい!どれも美味しかった!!私はチキンとレモンが入ったものが1番美味しかった。 プリンはちょっと硬めで日本のカスタードプリンの方が美味しいと思った。味は一緒だけど、触感は日本の方が美味しい。アーモンドタルトのタルトはかたくて、タルトのサクッとした触感はなかったけど、アーモンドプードルをふんだんに使われている。ただ、やっぱり中身もかたくて、お腹にたまるから全部食べれなかった。こういう繊細なデザートは日本の方が美味しいかな? カフェでゆっくり過ごした後、テトゥアンの街並みが見える『Feddan Park Tetouan』広場へまた行って、日向ぼっこしながら人間観察。2月だけど日向にいるとポカポカしてて気持ちがいい! 夜ご飯は『Restaurant BACHTOR』という所で食べた。評判など調べず入ったけど、普通に美味しかった!モロッコの伝統料理を扱うレストランっていうよりかは、ハンバーガーとかサンドウィッチを売るお店。それでもタジンがメニューに入ってたから、エビのタジンと隣のカップルが美味しそうに食べていたチキンを頼んだ。全部で70DH(789円)で美味しかった!チキンにはご飯とフライドポテトが付いてきた。モロッコでフライドポテトが出た時は最初驚いたけど、モロッコでもポテトフライは普通に食べられてるみたい。小さなお店に入ってもサイドディッシュとしてよく一緒に出てくる。 明日はシェフ・シャウエンへ移動!テトゥアンは丸2日あれば充分かな?!

【モロッコ】3日目:『白い鳩』と異名をもつ世界遺産のテトゥアンへ!7泊8日

今日はタンジェからテトゥアンへ移動! ホテルから距離があるCTMバスターミナルまでは3.5DH(40円)と安く移動できる市内バスを利用!タクシーだと15分ほどで行けるらしいが、値段交渉が面倒くさいし、45分ほどかかるけど市内バスの方が安いから市内バスに決定! Google Mapによると18番の市内バスがCTMバスステーション近くに停車するらしい。旧市街から10分ほど離れたバス停まで歩いて、ちょうど反対側の歩道にバス停ば見えたと思ったら、バスがきた!間に合うよう走って道路を渡ろうとしたら「この後に15分後にもう1つバスがくるから大丈夫」と余裕の相方。相方はGoogle Mapをすごく信用しているらしい…💦 15分たっても18番はなかなか来ない…Google Mapは行き方を調べるには問題ないかもしれないけど、途上国は時間には結構ルーズだから、Google Mapで表示してある時間はあまり信用しちゃいけない。10分ぐらい時間にずれがある。そろそろプチタクシーで行かなくちゃCTMのバスに間に合わないと思った時に丁度18番のバスがきた!はぁー…本当に良かった。心臓に悪い。市内バスは停車回数は多いけど、結構スイスイ行けてCTMバスの時間に間に合った。 嬉しいことにタンジェからテトゥアンへはバスでたったの1時間。移動時間が短い旅って最高💛昨日の夜、何故か寝付けなくてバスに乗ったらすぐ爆睡。起きたら丁度テトゥアンに到着してた!到着しても目的地を表示する画面はないし、運転手が知らせてくれないから自分で降りる場所を把握しなくちゃいけない。今思えば、テトゥアンで丁度目が覚めて良かった!起きなかったら絶対に寝過ごして次の市へ行ってた。 テトゥアンは世界遺産なのに観光客には人気がない観光地で、テトゥアンで降りたのは私と相方のみ。それもちょっと心細かったけど、観光客が少ない街ってそれだけでワクワクする!ここはモロッコ人の観光客が来るところらしく、お客さんは観光客じゃなくてモロッコ人が相手だからお土産が安く買えるらしい!しかも、調べたらテトゥアンって結構見る所が多くて私がこの旅行で1番期待している街。 CTMバスステーションは旧市街から近かったから、旧市街の真ん中にある今回宿泊するリヤドまで徒歩20分で到着。大きな荷物がある人はタクシーで移動してもいいと思うけど、バスステーションからメディナまで距離があまりなく、メディナの入口からはタクシーは入れないからタクシーを使ってもあまり意味ないと思う。迷路のメディナだったけど、GPSを頼りなんとかリヤドに到着!ホテルの人が「目印のスポットで待ち合わせてリヤドまで連れて行ってあげる」と言ってくれたけど、自分達で見つけてみると断った。自分達で特に迷わず見つけたけど、結構すんなり見つけられて自分でも驚いた!うちらはモロッコのメディナに慣れ始めたのかな(笑) 今回の宿泊するリヤドは『Riad La perla』。【Booking.com】で安くて、評価も良かったから選んだ。だけど写真に写るカーテンの素材や柄はどれも年代物って感じで、あまり期待してなかったけど、部屋へ入ると広いし綺麗で、古臭さが全くという程感じられなかった。もっと良い写真を撮れなかったのかなぁ…すっごく損している!しかも到着して、迎えてくれた女性の人がミントティーとパウンドケーキ(みたいなお菓子)を出してくれた!英語が伝わらず、片言でコミュニケーションができた。朝食付きで、食べたことのない種類のパンが出たけどパサパサしてて正直あまり美味しくなかった。だけど、メディナの中にあってメディナ初心者でも分かりやすい場所にあるからとってもお勧め! 荷物を置いて、少し休憩したら早速テトゥアンを散策。 テトゥアンは20世紀前半はスペイン領だったこともあって、モロッコとスペインの文化が入り混じった所。アンダルシア地方からイスラム教の人達が逃げてきた為、スペインの文化は今も深く根付いていて、ここの人はアラビア語、フランス語とスペイン語も喋れる。アンダルシア地方の影響を受けた建築物が今ものこってて、他のモロッコの都市と全く違う! メディナを出たら、モロッコの王様が来た時に滞在する『 宮殿 』。 『モアメ・サンク通り』を歩きながらアンダルシア地方の影響を受けた建築物を見物。 その後、白い綺麗なテトゥアンの街並みが見れる『Feddan Park Tetouan』へ。ここへ来たらどうしてテトゥアンが「白い鳩」の異名を持つか納得できる。とにかく白くてずっと眺めていたい景色。 坂を登って北にあるカスバへ。現在は立ち入り禁止になってて、見る所何らかの施設になるみたい。 そこから住宅街へ入って坂を下って、『イスラム教とユダヤ教の人達が眠るお墓』へ。お墓を通っていたら、なんとヤギの団体を発見!近くには飼い主らしいおじさんがいるからお墓はヤギのお散歩コース?!になっているらしい(笑) お墓からまたメディナへ向かって、メディナの門の1つである『Bab Mkabar』を目指した。そこにはタンネリ(皮なめし)がある!タンネリといえばフェズが有名だけど、ここでも作業が行われているらしい。規模は小さくて作業の様子は見れなかった。 タンネリをみてたら、オッちゃんが近付いてきて、「どこから来たの?」って聞かれてそこから会話が始まった。最後に絶対何かあるから躊躇しながら返事するけど、あっちはお構いなしにタンネリーの作業について教えてくれる。色々と教えてくれるならいっかって思ってたら最後はお決まりの「家族でやっているお店があるから見て行ってよ」とそこへ連れていかれた。絨毯や革製品等がある3階建ての大きなお店で、テラスからの眺めも勧められて見ることに。すっごく綺麗って訳じゃないけど、折角だからセルフィーを撮った(笑)ドネーションはfreeとか言ってたけど、それは無視してお土産を少し見て回った後、お礼を行ってお店を出た。 テトゥアンは観光化してなくて、モロッコの王様も静かなテトゥアンが好きで夏の間3ヵ月ほど過ごすらしい。だからこそ、こういった面倒くさいことはないんだと思ってたけど、やっぱり何処へいってもこういう場面には出くわすんだなぁ…😢 メディナでスパイスを売っているおじさんから、パプリカ、クミン、チリ、ナツメグを購入。今では昔見ることのない天秤と重りを使いながら、量り売りでスパイスを購入。ストップと言わなければどんどん入れてくれるおじさん(笑) 各スパイスたくさん袋いっぱいに買って、合計25DH(284円)。安い!!! 美味しそう、甘そうなデザートがたくさん!すっごく甘そうで私と相方はシュークリームとホームパイ(みたいなもの)を購入。値段が分からなくて10DH(113円)だしたら、お釣りが返ってきてお釣りを数えてたら2つで2.5DH(28円)。安すぎ!! モロッコ人は箱買いしてた(笑) 夜ご飯は安くて美味しいと評判の『Restaurant La Union』。ハリラ、スープ(メニューにはスープと記載。トマトスープっぽかった。)、ラムのクスクス、プルーンとアーモンドが入ったラムタジンを頼んだ!クスクスにはレーズンが入ってて、ラムタジンにはプルーンが入ってたから、今回は少し甘い一品。私は基本的に甘いものが混ざってるメインディッシュって好きじゃないけど、これはなかなか美味しかった。スープも体が温まって美味しい。パンばかり食べてるから、水分が多いスープを飲むと落ち着く。お勘定は100DH(1200円)いかなくてビックリ!驚いて顔を見合わせた私達のリアクションをみてウェイターの人が心配になって「何か問題でもありましたか?」って聞かれちゃった💦レストランで食べて100DHいかなかったのはここが初めて。モロッコ料理が安く食べれてここはおすすめ! 明日はお土産探し💛ここで全てのお土産を買う予定。